靴のにおいを検索すると、必ず名前が出てくるのがグランズレメディです。「魔法の粉」と呼ばれる一方で、「効かなかった」という声も一定数あります。
調べていくと、効かなかった人には共通点がありました。使い方が途中で終わっているのです。この商品は1〜2回で判断すると、本来の結果が出る前にやめてしまうことになります。
この記事では、正しい使い方と、向かない人を整理します。
先に|粉を入れても、靴の条件が残っていれば戻る
効かないと感じる原因の多くは、靴側の条件が変わっていないことです。
日本皮膚科学会は、靴のケアについてこう説明しています。水虫の予防としての説明ですが、においの条件はここに重なります。
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| 学会の説明 | 中身 |
|---|---|
| 洗い方 | 水でゆすいだだけでは、靴の中の菌は除去しきれない |
| 乾かす | 洗える靴は頻回に洗い、しっかり乾燥させる |
| 履き方 | 何足か用意して、毎日同じ靴を履かないように工夫する |
| 皮靴など | 中を雑巾で拭き取り、その後しっかりと乾燥させる |
※日本皮膚科学会「皮膚科Q&A 白癬(水虫・たむしなど)」Q6・Q12・Q25・Q26(2026年9月8日 閲覧)
毎日同じ靴を履き続けているなら、
粉を足しても条件は元のままです。
7日間続ける前に、履く靴を分けるほうが先に効きます。
皮膚のほうに症状があるときは、先に皮膚科
同じQ&Aでは、足白癬の患者で痒がるのは10%程度とされています。
痒くないから違う、とは言えないということです。皮がむける、指の間が白くふやける、爪が濁って厚い。このどれかがあるなら、靴の粉ではなく皮膚科で調べてもらってください。この商品は、靴の中を扱うものです。
グランズレメディとは|何を解決する商品か
ニュージーランド生まれの、靴の中に入れる粉タイプの消臭剤です。日本では長く定番として扱われています。
消臭スプレーとの違いは、香りでごまかすのではなく、においの原因菌に働きかける設計だという点です。靴の中に粉を入れて、そのまま履くだけで使えます。
においの正体は、菌が汗と皮脂を分解するときに出る成分です。菌が靴の中に定着している状態では、洗っても乾くとにおいが戻ります。そこに対処する商品です。
グランズレメディ 靴 足 消臭 パウダー 50g
靴の中に粉を入れて履くだけの消臭剤。日本でも定番の商品です。
- 香りでごまかすのではなく原因菌に働きかける設計
- 革靴・スニーカー・ブーツと靴を選ばない
- 1回続けて使えば数か月もつという声が多い
| 価格 | 約1,889円 |
|---|---|
| 使い方 | 1日1回×7日間が基本 |
| 向いている人 | 洗ってもにおいが戻る靴がある人 |
| 楽天レビュー | ★4.6(457件) |
グランズレメディの使い方|「効かない」を避ける手順
ここが、この商品でいちばん重要な部分です。
① 最初の7日間は毎日続ける
公式に案内されている使い方は、1日1回、7日間続けるというものです。1〜2回で判断すると、効果が出る前にやめることになります。
毎日履かない靴の場合は、履く日ごとに使って合計7回を目安にすれば構いません。連続7日である必要はありません。
② 付属スプーン1杯を靴の中にまく
量は付属のスプーンで1杯。多く入れれば効くというものではありません。入れすぎると粉が靴下につく原因になります。
③ 粉を全体になじませてから履く
白い粉が靴下につくという声がありますが、履く前に靴を軽く振って粉を全体に広げると、かなり目立たなくなります。濃い色の靴下を履く日は、この一手間が効きます。
④ 7日終わったら、月1回ほどの追加で維持する
最初の7日で終わりではなく、においが戻ってきたら追加で使うという運用になります。効果の持続には個人差があり、1か月ほどで戻ったという声もあります。
足そのものの手入れと併用してください。靴の菌を減らしても、足に菌が多い状態が続けば、また靴に移ります。指の間まで石鹸で洗う、同じ靴を2日連続で履かない。この2つを一緒にやると結果が安定します。また、足の皮むけ・かゆみ・爪の変色がある場合は水虫の可能性があり、消臭剤では解決しません。皮膚科で相談してください。
グランズレメディの口コミ|満足している点と気になる点
使っている人の声を調べました(楽天のレビュー 計2,058件を確認)。
満足している点
- パウダー=「1日目でにおいが半減し、1週間後はテーマパークを歩き回った帰りの車内も平気だった」という報告
- パウダー=「粒子が細かく、スプーン一杯で足のにおいが気にならなくなった」という声
- 靴乾燥機=「オゾン機能を半信半疑で使ったら、すぐに効果を感じた」という声
- 炭=「ロングサイズがビジネスシューズにつま先までぴったり入る」という評価
気になるという声
- 靴乾燥機=「99分の最長設定でも全然乾かない」という声(洗濯機で脱水してから入れても)
- 靴乾燥機=「1回では効果が分からない。何度か続ける必要がある」という指摘
- パウダー=「正規品でない可能性が心配」と書いている人がいます
- 炭=「使い始めたばかりで、効果はこれから」で止まっているレビューが目立ちます
ここから言えること
においは「消す」より「乾かす」が先です。濡れたまま下駄箱に入れた靴は、何を入れても翌日には戻ります。パウダーも炭も、乾いた靴に使って初めて意味があります。同じ靴を毎日履かない、がいちばん安上がりな対策です。
パウダーは、並行輸入品が混ざる商品です。販売元と正規品の表示を確かめてから買ってください。
そして、これはにおいの話ではないかもしれません。足の皮がむける、指の間がじゅくじゅくする、爪が白く濁って厚くなる、かゆみが続く。このどれかがあるなら水虫(足白癬)の可能性があります。市販薬で自己判断せず、皮膚科で見てもらってください。爪に入ったものは、塗り薬では治りません。家族にもうつります。
グランズレメディが向く人・向かない人
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| こんな人 | 理由 | |
|---|---|---|
| 向いている | 洗えない革靴や安全靴がある | 洗濯できない靴の数少ない解決策 |
| 向いている | スプレーで一時的にしか消えない | 菌に働きかける設計なので方向が違う |
| 向いている | 複数の靴を回している | 1本で家じゅうの靴に使える |
| 向かない | 1〜2回で結果を求める | 7日続ける前提の商品 |
| 向かない | 白い粉がどうしても気になる | なじませても完全にゼロにはならない |
| 向かない | 足に皮むけやかゆみがある | 水虫の可能性。皮膚科が先 |
7日続けられない人には向きません。その場合は、靴に入れておくだけの竹炭や、乾かす靴乾燥機のほうが手間が合います。毎日の手間をかけたくないなら、次に紹介する代替候補を検討してください。
グランズレメディと迷ったときの代替候補
手間をかけたくない人におすすめ|竹炭の乾燥剤
脱いだ靴に入れておくだけの竹炭です。菌を減らすというより、菌が育つ湿気を抜く方向の対策です。7日間続ける手間がありません。
| 価格 | 約1,299円 |
|---|---|
| 違い | 菌でなく湿気に働く |
| こんな人に | 毎日の手間をかけたくない人 |
| 楽天レビュー | ★4.62(756件) |
雨や汗で靴が濡れる人におすすめ|靴乾燥機
温風で靴を乾かす機械です。生乾きの時間をなくすことで、菌が増える環境そのものを断ちます。オゾン除菌が付いた機種なら、菌側にも働きます。
| 価格 | 約3,380円 |
|---|---|
| 違い | 湿気と菌の両方に効く |
| こんな人に | 雨や汗で靴が濡れることが多い人 |
| 楽天レビュー | ★4.44(845件) |
グランズレメディについて、よくある質問
何日で効果が出ますか?
公式では1日1回×7日間が基本の使い方とされています。1〜2回で変化を感じる人もいますが、感じなくても7回までは続けてください。ここでやめてしまう人が「効かない」と判断しています。
無香料とクールミント、フローラルの違いは?
香りの違いだけで、消臭の働きは同じとされています。黄色が無香料、水色がクールミント、オレンジがフローラルです。においを足したくないなら無香料を選んでください。
白い粉が靴下につくのが気になります
履く前に靴を軽く振って、粉を全体になじませてください。それだけでかなり目立たなくなります。また、量は付属スプーン1杯まで。多く入れても効果は上がらず、粉が残る原因になります。
効果はどのくらい続きますか?
7日間続けたあと数か月もつという声が多い一方、1か月ほどで戻ったという報告もあります。持続には個人差があるので、においが戻ってきたら追加で使う運用が現実的です。
足のにおい自体は消えますか?
この商品は靴の中に使うものです。足そのもののケアは別に必要です。指の間まで洗う、靴を2日連続で履かない、を併用してください。皮むけやかゆみがある場合は水虫の可能性があるので皮膚科へ。
グランズレメディを使っても、においが戻るのはなぜですか?
靴側の条件が残っているためです。日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、水でゆすいだだけでは靴の中の菌は除去しきれないこと、洗える靴は頻回に洗ってしっかり乾燥させること、何足か用意して毎日同じ靴を履かないように工夫することが示されています。粉を足す前に、履く靴を分けて乾かす時間を作ってください。
まとめ|7日続けられるかどうかで決まる
グランズレメディは、使い方を守れば結果が出やすく、途中でやめると効かないという分かりやすい商品です。
- 1日1回×7日間。1〜2回で判断しない
- 量は付属スプーン1杯。多くても効果は上がらない
- 履く前に靴を振って粉をなじませると、靴下に付きにくい
- 足のケアと併用しないと、また菌が移る
7日間の手間をかけられないなら、入れるだけの竹炭や靴乾燥機のほうが向いています。
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