結婚相談所を調べ始めたけれど、どこも同じことを言っていて選べない。
比較サイトを見ても、結局どれがいいのか分からない。

先に、いちばん大事なことを書きます。
会員数の多さで選んでも、意味がありません。

相談所の多くは、同じ会員データベースを共有しています。
そして「会員数◯万人」は、複数のデータベースを足した数字であることがあります。

この記事では、比べるべき点はどこかと、
0円で確かめる方法を書きます。料金の数字は書きません。変わるからです。

この記事は、選び方の整理です。特定の相談所をすすめるものではありません。

料金・会員数・成婚率は、この記事に書きません。会社と時期で変わるうえ、数え方そのものが会社ごとに違うからです。金額は必ず、各社の公式サイトで最新のものを確認してください。

そして、契約の前に「途中でやめたらどうなるか」を必ず聞いてください。ここを確認せずに入る人が多いです。

結婚相談所が選べないのはなぜ?考えられる4つの原因

原因① 結婚相談所を会員数で比べようとしている

これが、いちばん多い遠回りです。

結婚相談所には、加盟店として大きなネットワークに入っている会社があります。
その場合、探せる相手は、そのネットワークの共通データベースです。

つまり、同じネットワークに入っている相談所を3つ比べても、
出てくる相手はほぼ同じです。
違うのは、そのあとのサポートと料金のほうです。

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数字 実際に何を指しているか だから
「会員数◯万人」 複数のデータベースの合計であることがある 会社どうしで足し算の中身が違う。比べられない
「成婚率◯%」 何を分母にするかで大きく変わる 公表している会社の定義を見ないと意味がない
「紹介人数◯名」 会社ごとに数え方が違う 横に並べても比較にならない

実際の数字を、公式の書き方のまま引いておきます。

結婚相談所のネットワークを運営する会社は、「お見合い会員データベース 約110,000名」「加盟店数 約4,800社」と公表しています。

加盟店が約4,800社あって、そこがデータベースを共有しているということです。だから「どこの相談所か」で、会える相手の母数が大きく変わるわけではありません。

もう一つ。あるオンライン相談所は「紹介可能人数17.4万人以上」と書いたうえで、注記に「全てのデータベースを利用された場合の紹介可能人数となり、各社が公表している会員数の合計です」と明記しています。

正直に書いてある、ということです。ただし、読む側がそこまで読まないと「17.4万人の相談所」だと思ってしまいます。

※株式会社IBJ 公式サイト「サービス」/エン婚活エージェント 公式サイト(いずれも2026年8月27日 閲覧)

原因② 結婚相談所の料金は4つに分かれていて足し算できない

結婚相談所の費用は、1つの数字ではありません。
入るときにかかるもの、毎月かかるもの、会うたびにかかるもの、
決まったときにかかるもの。この4つに分かれます。

だから「月◯円」だけを見ると、実際にかかる総額が分かりません。
月額が安くて成婚料が高い会社と、月額が高くて成婚料が0円の会社があります。

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かかるタイミング 呼び方の例 見るときの注意
入るとき 入会金・登録料・活動初期費用 複数に分かれていることがある
毎月 月会費 活動が長引くほど効いてくる
会うたび お見合い料 0円の会社と、都度かかる会社がある
決まったとき 成婚料 ここがいちばん大きいことがある。0円の会社もある

原因③ どの型の結婚相談所を求めているかが決まっていない

「結婚相談所」とひとくくりにされていますが、中身はかなり違います。

担当者が付いて相手を紹介してくれる形もあれば、
自分で検索して申し込む形もあります。
店舗に通う形もあれば、最初から最後までオンラインで終わる形もあります。

ここが決まらないまま比べるから、決められません。

原因④ 無料カウンセリングを受けずにネットだけで決めようとしている

相談所の多くは、入会前の無料相談やカウンセリングを用意しています。

ここで分かることが、ネットには書いてありません。
担当者との相性、質問への答え方、断ったときの態度。
これは会わないと分かりません。

そして、無料です。

原因は1つとは限りません。

「会員数で比べて(①)、料金が足せなくて(②)、自分が何を求めているか決まっていない(③)まま、ネットで比べ続けている(④)」。

③を決めると、①と②はほとんど気にならなくなります。

結婚相談所の4つの型|対面・オンライン・サブスク・データマッチング

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相手の探し方 会う場所 向いている人 きついところ
対面・仲人型 担当者が紹介+自分でも検索 店舗に通う 人に背中を押してほしい人 費用が高めになりやすい
オンライン完結型 紹介+検索(画面上で) 店舗に行かない 仕事が忙しい人・近くに店舗がない人 自分で動く部分が多い
サブスク型 月額を払って使い続ける オンライン中心 まず始めてみたい人 長引くほど積み上がる
データマッチング型 条件で自動的に紹介される 会社による 自分で選ぶのが苦手な人 担当者の関与が薄いことがある

選ぶ順番は、こうです。

①この表で、自分がどの型かを決める →②その型の中から2〜3社の無料相談を受ける →③担当者と料金の形を比べる。

いきなり「おすすめ10選」から選ぼうとすると、型がバラバラのものを並べて比べることになります。だから決まりません。

結婚相談所の選び方|お金をかけずにできること

  • 無料相談を、2〜3社受ける:1社だけだと、比べる基準ができません。
    2社目で「さっきの説明と違う」が出てきます。そこが見るべき点です
  • 「途中でやめたらどうなるか」を必ず聞く:返金の有無、契約期間、
    やめるときの手続き。ここを最初に聞ける人は、あとで困りません
  • 担当者が変わるかどうかを聞く:入会したあとに担当が変わる会社があります。
    気に入った人がずっと担当するとは限りません
  • その場で契約しない:「今日入会すると割引」と言われても、
    一度持ち帰ってください。急がせる会社は、そこで分かります
  • お試し検索を使う:入会前に、条件に合う人が何人いるか見られる会社があります。
    数字で分かるので、期待とのずれが減ります

とくに2つ目です。
入るときの説明より、やめるときの説明のほうが、
その会社の姿勢が出ます。

結婚相談所とマッチングアプリの違い|決定的なのは独身証明書

いちばん大きな違いは、書類です。

結婚相談所は、独身であることの証明書などの提出を求めるところが多いです。
あるオンライン相談所は「すべての方に独身証明書をご提出いただいております」と明記しています。

アプリには、この仕組みがないものが多いです。
だから、既婚者が混ざる可能性を、利用者側が見抜くことになります。

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マッチングアプリ 結婚相談所
独身の確認 サービスによる 書類の提出を求めるところが多い
費用 月額が中心・安い 高い。形も複数に分かれる
相手の目的 ばらつく(恋人・友達・結婚) 結婚でそろっている
サポート 基本なし 担当者が付く形がある
向いている場面 まず数を見たい 数より、目的をそろえたい

だから、順番として「アプリ→相談所」になる人が多いです。

アプリで数を見て、目的がそろわないことに疲れて、相談所を考え始める。

逆に言えば、アプリで疲れていないなら、急いで相談所に行く必要はありません。費用がまったく違います。

結婚相談所について、よくある質問

会員数が多いところを選べばいいのでは

その考え方が、いちばん多い遠回りです。

大きなネットワークに加盟している相談所は、同じデータベースを共有しています。加盟店が数千社ある例もあります。つまり、同じネットワーク内で選ぶかぎり、会える相手の母数はほぼ同じです。

そして「会員数◯万人」は、複数のデータベースの合計であることがあります。注記まで読んでください。

成婚率が高いところがいいですか

その数字の分母を確認してから判断してください。

「成婚率」は、何を分母にするかで大きく変わります。入会した人ぜんぶを分母にするのか、一定期間活動した人だけを分母にするのか。

定義を公表している会社もあります。公表していない数字は、比べる材料になりません。

料金はいくらくらいですか

この記事では書きません。会社と時期で変わるからです。

書いた金額を目安にして選ぶと、古い情報で判断することになります。

代わりに、見るべき形を書いておきます。「入会時」「月額」「お見合いのたび」「決まったとき」の4つに分けて、それぞれいくらかを聞いてください。1年活動した場合の合計も、その場で計算してもらえます。

入ったあと、やめられますか

会社によって条件が違います。だから、入る前に聞いてください。

聞くのは3つです。①契約期間はあるか ②途中でやめたときの返金はあるか ③やめる手続きはどうするか。

一定期間内に出会いがなければ返金する、という保証を設けている会社もあります(条件あり)。あるかないか、条件は何かを、契約の前に確認してください。

★40代・50代でも入れますか

入れます。年齢の上限を設けていない相談所が多いです。

ただし、年代によって向いている型が変わることがあります。同年代の会員が多いかどうかは、無料相談のときに「私の年代で、条件に合う人は何人いますか」と聞けば数字で答えてもらえます。

ここを聞かずに入ると、「思ったより相手がいなかった」になります。

まとめ|結婚相談所は会員数ではなく型と料金の形で選ぶ

  • 加盟店はデータベースを共有しています。会員数で比べても差は出ません
  • 「会員数◯万人」は、複数のデータベースの合計であることがあります。注記を読んでください
  • 先に決めるのは、対面・オンライン完結・サブスク・データマッチングのどの型か、です
  • 無料相談を2〜3社受けて、「途中でやめたらどうなるか」を必ず聞いてください

料金は変わります。この記事の数字ではなく、各社の公式サイトで最新のものを確認してください。

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