壊れた家具。使わなくなった衣装ケース。捨てたいのに、手続きが分からず何年も置いてある。

粗大ごみの手続きは、4つの手順しかありません。

そしてこの記事でもう1つ伝えたいのは、業者選びのほうです。

無許可の業者をめぐるトラブルについて、国民生活センターが注意を呼びかけています。ここを知らずに頼むと、高額な請求につながることがあります。

※自治体の公式案内および国民生活センターが公開している不用品回収サービスのトラブルに関する注意喚起にもとづく。料金・区分・手続きは自治体ごとに異なるため、必ずお住まいの自治体の案内を確認してください。

手順は4つだけ

① 自治体に申し込む

粗大ごみ受付センターへ、電話かインターネットで申し込みます。

ここで、必要な料金と収集日が決まります。先に申し込まないと、券を何枚買えばいいか分かりません。

収集日は決まっていて、早く申し込んだ人から埋まります。引っ越し前など、期限があるなら早めに。

② 処理券を買う

申し込みのときに言われた金額分の券を買います。

買える場所は、コンビニ、スーパー、自治体の窓口など。ただし対応していないコンビニもあるので、自治体の案内で確認してください。

そして現金のみのことが多いとされています。カードや電子マネーで払えると思って行くと、買えないことがあります。

③ 券を貼る

券に必要事項を書いて、品物の見やすい場所に貼ります。

雨で剥がれないように、しっかり貼ってください。剥がれていると回収されないことがあります。

④ 収集日の朝に出す

指定された日時・場所に出します。

前日の夜に出すのは避けてください。自治体によっては禁止されていますし、雨で券が剥がれる原因にもなります。

料金は自治体によってまったく違います。

大きさで区分されている自治体もあれば、品目ごとに決まっている自治体もあります。同じ品物でも、住んでいる場所で金額が変わります。

この記事では金額を書けません。「自治体名+粗大ごみ」で検索すれば、公式の案内が出ます。そこがいちばん正確です。

業者に頼むときの注意|ここが本題です

量が多い、大きくて運べない、急いでいる。——業者に頼みたくなる場面はあります。

ただし、無許可の業者をめぐるトラブルが起きています。

市区町村の許可を受けずに回収している事業者について、国民生活センターが注意を呼びかけています。

こういう業者には声をかけない

→ 表は横にスクロールできます

こんな業者 なぜ危ないか
スピーカーで呼びかけながら巡回するトラック 許可の確認ができません。国民生活センターが注意を呼びかけている典型例です
「無料で回収します」 あとから請求されるケースが報告されています。回収には費用がかかるのが本来です
「定額パック◯円」「トラック詰め放題」 基本料金の他に、人件費や処分費など様々な名目で追加され、高額になるトラブルがあります
チラシに会社の所在地がない あとから連絡が取れなくなることがあります

とくに「無料回収」には気をつけてください。

不用品を処分するには、本来費用がかかります。それを無料でやると言うなら、どこかで回収しているということです。

そして無許可の業者に渡した場合、その品物が適正に処理されたかを市区町村で確認できません。不法投棄につながる恐れもあるとされています。

頼むなら、ここを確認する

  • 市区町村の許可を受けているか:一般廃棄物収集運搬の許可が必要とされています
  • 会社の所在地と連絡先が明記されているか
  • 見積もりを書面でもらえるか:口頭だけだと、あとで変わります
  • 追加料金の有無を、事前に確認したか:「これ以外にかかりますか」と聞いてください
  • 自治体の案内に載っている業者か:自治体が紹介している業者なら確実です

いちばん確実なのは、自治体の公式な手続きを使うことです。手間はかかりますが、トラブルになりません。

捨てる前に|お金をかけずにできること

  • 自治体のサイトで品目を調べる:0円です。粗大ごみではなく普通ゴミで出せる物もあります
  • サイズを測る:大きさで料金が変わる自治体があります
  • 分解できるか見る:小さくすれば、普通ゴミで出せることがあります
  • まだ使えるか考える:譲る、売るという選択肢もあります
  • 引っ越し予定があるなら、早めに申し込む:収集日は埋まります

1つ目が意外に効きます。「粗大ごみだと思っていたら、普通ゴミでよかった」——これはよくあります。

粗大ごみに出せない物|古い携帯・スマホは売る

古い携帯電話とスマホは、そもそも粗大ごみに出せません。小型家電で、中に個人情報が残っているからです。そして壊れていなければ、捨てる物ではなく売れる物です。

訪問買取の業者を家に呼ぶ必要はありません。宅配で送るだけの買取なら、この記事で書いた「業者選びの落とし穴」ごと避けられます。

ケータイ買取ライズマーク

ケータイ買取ライズマーク(宅配買取)

申し込む前に買取価格が確定する宅配買取。

  • 査定を待たなくていい=入力するとその場で価格が出る
  • 古物営業法の許可番号を公式サイトに明記している
  • 送るのは初期化してから(やり方は下の関連記事にもあります)
料金 査定無料。4項目の入力で買取価格がその場で表示され、その価格で確定
対応 全国・宅配(送料は自己負担。クリックポスト185円などで送れる)
買い取れる物 ガラケー・古い機種・傷あり・付属品なしも可(バッテリー膨張は不可)
こんな人に 引き出しに古い携帯・スマホが眠っている人

捨てる前に値段を見る

小型のデジタル家電は、粗大ごみではなく買取に

片づけで出てくる物のうち、カメラ・ゲーム機・イヤホンのような小型のデジタル家電は、処理券を買って捨てる物ではありません。箱に詰めて送れば値段がつきます。

注意点は1つ。冷蔵庫・洗濯機のような大型の白物家電は対象外です。そちらはこの記事の手順(自治体)で出してください。

ネットオフ家電買取

ネットオフ家電買取(宅配買取)

デジタル家電の宅配買取。集荷から入金まで自宅で完結。

  • 往復送料・ダンボール・査定がすべて無料=手出しゼロで試せる
  • 外箱や保証書がなくても買取対象
  • 翌日午前の集荷=片づけの勢いがあるうちに家から出せる
料金 査定無料・往復送料無料・ダンボール無料。査定後は当日入金
対象 カメラ・ゲーム機・ヘッドホン・美容家電などのデジタル家電(1点からOK)
買取できない物 冷蔵庫・洗濯機などの白物家電・テレビ・パソコン(送ると有料返送になることがある)
こんな人に 処理券を買う前に、売れる物を仕分けたい人

売れるか査定に出す

粗大ごみについて、よくある質問

料金はいくらですか?

自治体によってまったく違うので、この記事では書けません。大きさで区分する自治体もあれば、品目ごとに決めている自治体もあります。「自治体名+粗大ごみ」で検索すれば、公式の案内が出ます。そこがいちばん正確です。

処理券はどこで買えますか?

コンビニ、スーパー、自治体の窓口などです。ただし対応していないコンビニもあります。そして現金のみのことが多いとされています。カードや電子マネーで払えると思って行くと、買えないことがあります。

「無料で回収します」という業者は大丈夫ですか?

気をつけてください。あとから料金を請求されるケースが報告されています。不用品の処分には本来費用がかかるので、無料だと言うなら、どこかで回収していることになります。スピーカーで巡回するトラックには、声をかけないほうが安全です。

業者に頼むときは何を確認すればいいですか?

市区町村の許可を受けているかどうかです。一般廃棄物収集運搬の許可が必要とされています。そのうえで会社の所在地、書面の見積もり、追加料金の有無を確認してください。自治体の案内に載っている業者なら確実です。

分解すれば普通ゴミで出せますか?

自治体によります。「一辺が◯cm以上は粗大ごみ」と決めている自治体が多いので、小さくできれば普通ゴミになることがあります。ただし素材によって分別が変わるので、分解する前に自治体の案内を確認してください。

まとめ|自治体の手続きが、いちばん確実

  • 手順は4つ。①申し込む ②券を買う ③貼る ④収集日に出す
  • 料金は自治体でまったく違う。公式の案内で確認してください
  • 処理券は現金のみのことが多い。対応していないコンビニもあります
  • 「無料回収」「巡回トラック」には声をかけない。トラブルが報告されています
  • 業者に頼むなら、市区町村の許可を確認する

まず「自治体名+粗大ごみ」で検索してください。普通ゴミで出せる物かもしれません。

片づけで、ほかに困っていること

捨て方が分からない物は、片づけの入口で止まります。