スマホ代が毎月7,000円、8,000円。高いとは思っているけれど、何から手をつければいいか分からない。

通信費は、固定費の中でいちばん下げやすい項目です。

一度手続きすれば、その効果が毎月続きます。節約のために毎日我慢する必要がありません。

この記事では、具体的な料金プランや会社名の比較はしません。
料金プランは頻繁に変わるからです。ここに書いた数字が、読んだ時点で正しいとは限りません。

実際の料金は、必ず各社の公式サイトで最新のものを確認してください。この記事で扱うのは「どういう順番で確認すれば、失敗せずに下げられるか」という手順です。手順は変わりません。

スマホ代が高くなる4つの原因

原因① 使っている量より多い容量で契約している

これがいちばん多い原因です。

「足りなくなったら困る」と思って大きい容量にしたまま、実際には毎月半分も使っていない——というケースがよくあります。

そして自分が何GB使っているかを知らない人が、かなり多い。知らないまま「たぶん足りない」と判断しています。

原因② 使っていないオプションが付いたまま

契約時に「初月無料」で付けたものが、そのまま何年も引き落とされている。

1つ数百円なので明細を見ても気になりませんが、3つ4つ付いていれば1,000円を超えます。年間で1万数千円です。

原因③ 端末代と通信料が混ざって見えている

請求額の中に、端末の分割代金が含まれていることがあります。

この場合、通信料そのものは思ったより安いかもしれません。逆に端末を払い終わっているのに料金が変わっていないなら、それはそれで確認が要ります。

まず「通信料がいくらで、端末代がいくらか」を分けて見てください。

原因④ 数年前のプランのまま

プランは新しくなっても、契約したものは自動では変わりません。

同じ会社の中でも、いまのプランに変えるだけで下がることがあります。会社を変えなくても下がる場合がある——ここは見落とされがちです。

スマホ代を下げる手順5つ

順番が大事です。いきなり乗り換え先を探さないでください。

手順① 自分が毎月何GB使っているかを調べる

ここから始めます。0円で、いちばん重要な情報です。

各社のアプリやマイページで、過去数か月の使用量が見られます。1か月だけでなく、3か月分は見てください。月によって差があります。

この数字がないと、どのプランが合うか判断できません。「たぶんこれくらい」で選ぶと、また合わないプランになります。

手順② 明細を1行ずつ見る

請求の内訳を開いて、項目を1つずつ確認します。

  • 通信料はいくらか
  • 端末代の残りはいくらか、あと何回か
  • オプションは何が付いているか
  • 割引は何が適用されていて、いつまでか

「割引がいつまでか」を必ず見てください。期間限定の割引が切れて、ある月から急に上がるパターンがあります。

手順③ まず同じ会社の中で下げられないか確認する

乗り換えを考える前に、ここです。

いまの会社の新しいプランに変えるだけで下がることがあります。手続きも簡単で、電話番号もそのまま、リスクもありません。

これで十分下がるなら、乗り換えの手間は要りません。

手順④ 下げ幅が足りないなら、乗り換えを検討する

大手の通信会社と、料金の安い会社では、月々の差が数千円になることがあるとされています。年間にすると、まとまった額です。

ただし確認することがいくつかあります。次の章にまとめました。

※通信会社各社の公開情報および料金比較記事にもとづく。具体的な金額は変動するため、必ず各社の公式サイトで最新の料金を確認してください。

手順⑤ 家の回線もまとめて見直す

スマホだけでなく、家のインターネット回線も固定費です。

使っていない、あるいはスマホの容量で足りているなら、そもそも要るかを考える価値があります。逆にセット割で安くなっている場合、片方だけ解約すると両方上がることがあります。

乗り換える前に必ず確認すること5つ

ここを飛ばすと、下げたつもりが増えます。

→ 表は横にスクロールできます

確認すること なぜ必要か
家族割が外れないか 自分が抜けることで、残った家族の料金が上がることがあります。家全体で計算してください
端末代の残債 分割が残っていれば、乗り換えても支払いは続きます。残りの回数を確認してください
いまの端末が使えるか 乗り換え先の回線に対応しているか、SIMロックの状態はどうか。使えないと端末代がかかります
キャリアメールが使えなくなる 会員登録などに使っていると、あとで困ります。先に別のメールへ変更しておく
通信の速さは場所と時間で変わる 自分の生活圏で使えるかは、実際に使うまで分かりません。昼の時間帯に遅くなる場合があります

いちばん見落とされるのが、いちばん上の「家族割」です。

自分の料金が2,000円下がっても、家族2人の料金が1,000円ずつ上がれば、家全体では変わりません。

自分の請求書だけを見て判断しないでください。家族で使っているなら、家族分をまとめて計算してから決めます。

スマホ代について、よくある質問

どこの会社が一番安いですか?

この記事では会社の比較をしません。料金プランは頻繁に変わるので、書いた時点で古くなるからです。それよりも自分が毎月何GB使っているかを先に調べてください。その数字がないと、どこが安いかを比べても意味がありません。

乗り換えないと安くなりませんか?

同じ会社の中でプランを変えるだけで下がることがあります。数年前に契約したまま、という人はとくにそうです。手続きも簡単で、電話番号もそのまま。まずここを確認してから、乗り換えを考えてください。

自分が何GB使っているか分かりません

各社のアプリやマイページで、月ごとの使用量が確認できます。1か月ではなく3か月分は見てください。出かける月と家にいる月では差が出ます。いちばん多かった月を基準にすれば、足りなくなりません。

通信が遅くなると聞いて不安です

速さは場所と時間帯で変わります。昼の時間帯に遅くなるという指摘がある会社もあります。自分の生活圏でどうかは、使ってみないと分かりません。心配なら、まず家族の1台だけ試すという方法もあります。

手続きが面倒でずっと放置しています

1回の手続きで、その効果が毎月続きます。月2,000円下がれば、年間24,000円です。毎日の買い物で24,000円を削るほうが、はるかに大変でしょう。まずは使用量を調べるだけ——今日はそれだけで十分です。

まとめ|下げる前に、自分の使用量を知る

  • まず自分が何GB使っているかを調べる。3か月分見てください
  • 明細を1行ずつ見る。とくに割引がいつまでかを確認
  • 乗り換えの前に、同じ会社の新しいプランを見る。それで下がることがあります
  • 家族割が外れると、家族の料金が上がる。家全体で計算してください
  • 1回の手続きで、効果が毎月続く。我慢を続ける必要がありません

今日は、過去3か月の使用量を見るだけでかまいません。そこから先は、数字が決めてくれます。

固定費で、ほかに見直せること

通信費が下がったら、次はここです。